ナビゲーションを飛ばして本文にジャンプ

Hamaguchi Lab.
濵口研究室

― 物質と生命をつなぐ分光物理化学 ―

» ENGLISH


ここから本文

ハイパーラマン顕微分光装置

ハイパーラマン(HR)顕微分光

ハイパーラマン散乱
信号強度は非常に弱いが豊富な振動分光情報を得ることができる。
  • 選択律
    • 赤外活性振動は全てHR活性
       → 赤外顕微分光の代わりになり得る
    • 赤外/ラマン散乱で観測できないモードも観測可
  • 共鳴ハイパーラマン散乱
    • 2光子許容電子状態の情報が得られる
Fig. 1

図1: エネルギーダイアグラム

実験装置

スペクトル分解能: ∼10cm-1、励起光強度: <8mW

Fig. 2

図2: 装置図

Fig. 3

図3: 装置外観

主な結果

サブミクロン分解能で赤外活性振動イメージングに成功

Fig. 4

図4: 全トランスβ-カロテン微結晶の赤外活性振動イメージング

溶媒のHR信号強度が溶質の存在によって増強される新現象を発見: 分子近接場効果

Fig. 5

図5: 溶液中の全トランスβ-カロテンのHRスペクトルには溶媒の強い赤外吸収振動によく一致するバンドが観測される。


Copyright Hamaguchi Lab. All rights reserved.