ナビゲーションを飛ばして本文にジャンプ

Hamaguchi Lab.
濵口研究室

― 物質と生命をつなぐ分光物理化学 ―

» ENGLISH


ここから本文

顕微ラマン分光装置

顕微ラマン分光装置

入射光源: He-Neレーザー (波長:632.8 nm)
空間分解能: 面内 約250nm 面外 約2µm
サンプル前レーザー強度: 約3mW

生細胞、リポソーム、微結晶等の時空間分解ラマンスペクトルと、時間分解ラマンイメージ測定が可能

Fig. 1

図1: 装置図

Fig. 2

図2: 装置外観

結果

1602cm-1 (ミトコンドリアの代謝活性を鋭敏に反映している "生命のラマン分光指標")、1440cm-1 (リン脂質)、1160cm-1 (ポリリン酸)、1002 cm-1 (フェニルアラニン) のバンドにおけるラマンイメージを測定して、出芽酵母細胞死過程を分子レベルで追跡した。5時間50分と6時間の間に、ポリリン酸が主成分である "ダンシングボディ" が出現、出現と同時期にミトコンドリアの代謝活性が低下している事が明らかになった。

Fig. 3

図3: (a) 出芽酵母細胞の時間分解ラマンイメージ、(b) 出芽酵母細胞の光学顕微鏡イメージ


Copyright Hamaguchi Lab. All rights reserved.